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日々

キッチン

2014-01-09
カテゴリ:瑞穂の家
瑞穂の家
 
 
引続き完成した様子をお届けします。
今日はキッチン編。
 
まずは、キッチン周辺の平面プランをご覧ください。
キッチンの形式は、リビングとの対面型でI型のキッチンです。
キッチンの背面には、冷蔵庫と杉でしつらえたオーダーメイドの食器棚。
食器棚は今までのモノと比べ扉のデザインを変えています。
食器棚のカウンターは上段が4つの引き出し、下段が両開き戸とゴミ箱を収納するためのオープンスペースで構成されています。
吊戸棚は2対の両開き戸で構成。
吊戸棚の下端は、床から1.35mの高さまで下げているので身長の低い奥様でも使い勝手が良いよう配慮しています。
 
常々、キッチンには隣接して食品庫を設けるよう心掛けています。
しかし、プランによっては食品庫を設けられない場合もあります。
瑞穂の家は、他の諸室に押され部屋と呼べる広さではなく、押入程度の広さを有する食品庫しか確保できませんでした。
一般的な押入は奥行き90㎝程度。
90㎝の奥行きは、細々としたモノを収納するには深すぎて、使い勝手があまり良くありません。
 
 
そこで、90㎝の奥行きを有効活用するため、収納を前列と後列に分け、前列の収納は左右に動くBOX収納とすることで最大限の収納空間を確保しました。
前列のBOX収納(可動棚)、後列の壁面に設けた可動棚は、いずれも天井までの高さを有しているのでかなりの収納力があります。
また、前列のBOX収納は地震等での転倒防止策もしっかり講じています。
 
最後の写真は杉でしつらえたキッチンカウンター。
キッチンカウンターは食事をとるスペースではなく、読書をしたり子どもが勉強するワークスペースとして使用します。
なので、キッチンカウンターの直上に設置したダウンライトは集光タイプの機種を採用し、強い光で照らせるよう配慮しています。
 
キッチンカウンターの正面の腰壁は、リビングからキッチンの手元が見えない高さまで立ち上げ、生活感を隠せるような心配りも。
 
設計担当 髙山
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