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日々

地を這うような

2014-06-19
カテゴリ:田園風景と暮らす家
田園風景と暮らす家
 
 
天候を伺いながら木工事が進行中。
ゲリラ豪雨に見舞われながらも、なんとか屋根の下地まで完成。
 
建物の外観は東西に長く、総二階建てを基本としたつくり。
屋根勾配を緩やかに、階高や天井高を抑えることで重心が低くなり、開けた土地の水平線と融合するような様相。
その様相をさらに強調し、プロポーションの良い佇まいにしているのが、1.2mの深い軒先です。
 
野球でピッチャーの投球フォームに例えるなら、栃木県出身で元千葉ロッテマリーンズで活躍した渡辺俊介投手のような地を這うようなアンダースロー。
野球少年が一度はあこがれる投球フォーム。
野球に関心のない方が ポカーン・・・ としそうな分かりずらい例え(笑)
 
ならば、サッカーワールドカップで盛り上がっているので、日本代表選手に例えるなら、サイドから地を這うようなクロスを上げる ・・・もう止めておきます。
 
1.2mの深い軒先の話でしたね。
これから夏本番となり、真上から厳しい陽射しが照りつけます。
写真は正午頃に撮影した様子ですが、室内まで陽が射し込むことはありません。
冬は低い日差しを取り込めるので、四季に応じた建物のつくりと言えるでしょう。
 
設計担当 髙山
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