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日々

伝え方

2014-06-24
カテゴリ:奏楽の家
奏楽の家
 
 
現在、抱えている新たな家々の設計業務に一番時間を費やしています。
ブログの更新がおろそかになりつつありますがお許し下さい。
 
写真は、「奏楽の家」で開催した完成見学会での一コマ。
完成見学会終了後、ダイニングテーブルをお借りして新たなお客様と設計契約を結んでいました。
そこに偶然、奏楽の家の建主ご夫婦がいらっしゃっいました。
これはまたとない機会だと思い、奏楽の家の建主ご夫婦に同席して頂いて、設計開始当初どのようなかたちで私に要望を伝えていたか?など、雑談を交えながら実体験を新たなお客様に説明して頂きました。
 
奏楽の家の建主ご夫婦は設計当初、箇条書きにして要望を伝えて下さいました。
「うちの旦那は考え始めると回遊魚のように歩き回ります」などなど(笑)。
図面化して要望を伝える方法もありますが、建主と設計者双方が先入観にとらわれてしまう場合があります。
 
 
 
私の個人的な意見ですが、頂く要望は家族の個性と生活の具体的なイメージが伝わる内容にとどめる程度が良いと思います。
その要望に対して、単に既成概念の部屋を割り当てるのではなく、そのシーンを膨らませ、ストーリーを紡いでいく方がより良い家が生まれてくるような気がします。
カタチづくる私の仕事はとっておいて頂けると助かります(笑)。
 
というわけで今週末は、新たなお客様から要望を頂戴する打合せ。
 
設計担当 髙山
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