漆喰塗り
2017-07-24
カテゴリ:長岡・北山の家
長岡・北山の家
現場は、壁や天井の漆喰塗りがまもなく完了します。
リビングは、柱や梁を現しにした力強いつくりですが、白い漆喰を基調色にしているので、木の温かみを感じつつ重々しくなり過ぎない表情に。
リビングの一角に設ける階段は、風の抜けを良くしたり、家族みんなの気配を感じられるなど、良い点があります。
しかし、冬場はリビングの暖気が階段を介して二階へ逃げてしまうなど、デメリットもあります。
そこで、階段を上がったすぐ上にボックスを設けました。
このボックスには、ロールスクリーンが入ります。
冬場、リビングを集中的に暖めたいときはロールスクリーンを下ろし、反対に、ロールスクリーンを上げれば就寝前に二階を暖められます。
ボックスでロールスクリーンを隠せるので、見た目にもスッキリ。
杉の木目(柾目)が美しい化粧柱をポイントにした階段をあがり二階のホールへ。
階段を上がった先にある三畳弱のスペースは、奥様の仕事場となる書斎。
入口の上は壁を設けず開放して、夏場の風通しに配慮しました。
言わないと伝わらない、小さな工夫が詰まってます。
ブログ更新頑張れ!と、自分にエール。
設計担当 髙山