座の生活スタイル
2017-07-28
カテゴリ:長岡・北山の家
長岡・北山の家
壁や天井の漆喰塗りが完了しました。
建具や家具工事、各種器具付けもほどんど終わり、完成に近い状態まで仕上がってきました。
LDKは対面キッチンのスタイルですが、ダイニングテーブルは置かず、食事と団らんの中心はリビングに設ける掘り炬燵。
現在、掘り炬燵テーブルができるのを、今や遅しと待っている状況です。
ダイニングテーブルが不要な分、そのスペースを団らんスペースに充てられるので、コンパクトながらゆとりある空間に。
スペースを要するテレビ台も、キッチンカウンターの下に設け、よりスッキリと。
団らんスペースに広がりを感じるもう一つの要因は、隣接した和室の存在。
引込み襖で開口を広く取り一体感アップ。
キッチン以外は、すべて座の生活スタイルなので統一感があります。
和室の窓は、座の目線に合わせ低く取り、落ち着きのある表情に。
窓の敷居は丸みと奥行きを設け、一輪挿しなどの花台として使うも良し。
あえて、引違い窓を半分ふさぎ、引込み障子で納めているのもポイント。
引違い窓なので、半分ふさいでも開閉する広さは変わらず、通風に支障はありません。
光の取り方をコントロールして、北側の和室に静寂さを与えています。
設計担当 髙山