Le Poulailler（ル・プライエ）

 

 

宇都宮界隈で、ル・プライエの進捗状況を気にかける声が聞こえてくるようになった今日この頃。

お待たせ致しました。

先週の金曜日、無事上棟しました。

 

一枚目の写真は、道路からみたメインファサード。

二つの大きな片流れ屋根が目を惹く外観です。

手前の平屋部分はレストラン（以下、店舗）、奥の二階建て部分が住居となります。

店舗と住居は上下の階層で分けず、建物のヴォリュームで区分した構成です。

 

二枚目と三枚目の写真は、南面から店舗部分をみた様子。

店舗へのアプローチは道路に面した西面から、南面は屋外に設けるテラス席となります。

前回の記事でご紹介したコンクリートの壁は、テラス席からリビングや庭への視線を遮るパーテーションの役割を果たします。

屋内は、片流れ屋根の形状を活かした勾配天井で開放感のある空間に。

 

四枚目以降の写真は、住居部分の様子。

店舗同様、南に面したリビングから寝室のある二階にかけて、広い勾配天井の空間が広がります。

現しとなる梁の継手は、強度が高い日本の伝統的な継ぎ方「追掛け大栓継ぎ」を選びました。

暮らしの中に、日本建築らしさをこっそり忍ばせる作戦です。ニンニン！