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日々

厨房のディテール

2018-03-26
カテゴリ:Le Poulailler

Le Poulailler(ル・プライエ)

 

 

厨房機器が入り、レストランらしい表情になってきました。

厨房は「舞台」であり、料理人は「役者」。

今日は、最高の料理をもてなす舞台裏、厨房のディテールあれこれをご紹介します。

 

メインの客席は、食材の扱いから包丁をひく指先など、料理を食べるまでの臨場感が楽しめるオープンカウンター席。

今のお店以上に、ブノアさんとの会話を楽しんで頂けると思います。

 

カウンター席の裏手にあるのは、ドリンクやアルコールを準備するパントリーカウンター。

カウンターの他、腰板、窓枠などの材料は、重厚感と木目の変化に富む広葉樹の栗で統一しています。

 

栗を剥ぎ合せてつくったパントリーカウンターは、色味の異なる桜の雇い実(やといざね)でジョイント。

綺麗なラインが入ると共に、小口に十字の雇い実が現れます。

ちなみに、ブノアさんはクリスチャンじゃありません。笑

 

厨房の床は段差を付けて厨房機器を設置。

床の水洗いがしやすく、身長の高いブノアさんが調理するのに丁度良い高さに厨房機器をセットしています。

 

二槽シンクにあわせたのは、吐水口が高い位置にあるシンプルな水栓。

吐水口までの高さがあることで、深い鍋などが洗いやすいように

 

オープンスタイルの厨房で、目立たせたくなかったのがレンジフード。

壁面のタイルや漆喰の内装にすっと馴染むよう、ステンレスのレンジフードは天井に埋め込みました。

 

営業が始まったら、料理を待つ間「あっ、あれね」と気付いて頂けたら幸いです。

 

設計担当 髙山

 

Le Poulailler[フレンチレストラン]
宇都宮市岩曽町898-2
ご予約・お問い合わせ 080-4348-0035
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