木のディテール
2018-08-29
カテゴリ:東峰の家
東峰の家
今日は、木のディテール色々。
リビングは、壁と天井がサワラの羽目板張り。
いずれも、同じ羽目板で張ると単調になりがち。
そこで天井の一部は、小幅(3㎝程度)なサワラの羽目板を「朝鮮張り」という張り方で納めています。
羽目板の縁を切る桧の化粧梁は、下端だけ見せる贅沢な使い方。
玄関の窓は、窓台が緩やかな半円形。
奥行があるので、一輪刺しなどを飾るのにお勧めです。
無性に何か置きたくなる衝動を誘います。
引違い窓には、最後にブラインドを取付けます。
窓枠の上につく幕板は、たたんだブラインドを隠すため。
既製品の存在や、線を消すことで、自然素材の生成りな雰囲気をそのままに。
設計担当 髙山