伐採
2017-02-03
カテゴリ:糸屋格子の町家
糸屋格子の町家
JR日光駅から神橋までのびる日光街道は、数年前から歩道の拡幅工事と共に、街道に面する家々の建替え工事が進んでいます。
糸屋格子の町家も、そのことが契機となり設計が始まりました。
解体工事は昨年の12月に完了。
更地となり、建物に隠れていた庭木が出現。
新たに家を建ててからでは、重機が入れず、手がつけられなくなるため伐採することになりました。
解体工事後に始まった伐採工事は、まるで赤子の手をひねるようなもの。
深く根を張った伐根作業は、草むしりでしたね。
庭木のなかで一番高く伸びていた桧は、新たな家の化粧梁に。
先々代の頃から、家族を見守り続けてくれた桧。
今度は建築用材となり、家族を見守り続けます。
設計担当 髙山