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日々

四脚門

2017-03-13
カテゴリ:四脚門
宇都宮市徳次郎町で、弘化4年(1874年)に建立された四脚門の修繕工事が始まります。
 
屋根の石瓦は、大谷石よりも歴史が古く、また、大谷石に比べ扱い易く崩れにくい徳次郎石が使われています。
 
俗に、「石屋根100年」と言われますが、徳次郎石工によっては棟木が腐らなければ200年もつと唱える人がいたほど、風化による耐久性も大谷石に勝っているようです。
 
170年前に建てられたこの門も、腐食した小屋組だけを造り替え、石瓦はそのまま生かして四脚門を甦らせます。
 
石工がつくり上げた徳次郎石蔵文化を、保存・継承する重要な仕事に携わる誇りを胸に、取り組んでいきたいと思います。
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