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日々

和室

2016-12-14
カテゴリ:庭時間のある平屋
庭時間のある平屋
 

要望書に綴られていた和室についての糸口。
・家族の気配を感じながら、料理と家事を楽しみたい。
・寝室以外は多目的で使いたい。
・心地よさを感じる狭い和室は、家事、書き物、来客、ごろごろ昼寝、子供の遊び場として使いたい。

 
そこで、和室はキッチンで料理をしながら見通せるリビングの北側に配置しました。
小上がりにすることで、キッチンからの見通しも良くなります。

 
三枚の間仕切りの襖は戸袋にすべて納まり、広い開口幅でリビングと一体に。
恐らく、襖を閉めず開放的に使う機会が多いと思います。
小上がりの段差は、リビングと和室を緩やかに間仕切る境界線となり、心地よさや落ち着きをもたらしてくれます。

 
段差部分の敷居は幅広くしてベンチのような使い方も。
先端をR形状にしているので、柔らかみのある表情になりました。
 
設計担当 髙山
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