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ユカリノミチシルベ -縁の道標- vol.2

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2012.8.4[sat] 10:00 - 21:00 / 2012.8.5[san] 10:00 - 16:00
 
 
 
人が生活していく上で基本の柱となる衣食住。
衣食住は、本来それぞれの風土に深くかかわりながら、長い時間の中でつくられた文化のカタチです。
しかし、現代社会では風土とのかかわりが薄れ、地域色豊かな日常生活が消えつつあります。
私たちは、この風土の資源を有効的に利用し、人の手で生産していく持続可能な地域循環型社会の創造を発信します。
「ユカリノミチシルベ -縁の道標-」とは、風土と結ばれた衣食住の創造をする人と、暮らしの豊かさを求める人びとが出会う新しいコミュニティイベントです。
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イベントの舞台は、長きにわたり陶芸家が住んでいた築41年の母屋をリノベーションした「益子の民家」。
 
母屋の隣には老朽化し、使われていない登り窯がありました。この母屋と登り窯を購入したのは子育て世代の若い夫婦。古いモノへの感度が高く、益子という文化的スポットに惹かれ、この地を新たな住まいに選びました。
 
登り窯を形成していた耐火レンガや、炉の中で陶器を並べるために使われていた陶板は、建築素材として生まれ変わりました。登り窯は、この家が長きにわたり刻んできた軌跡です。その軌跡を新たに生まれ変わる家で継承し、再び軌跡を刻んで行きます。
 
また、母屋の再生において新たな素材のみで再構築するのではなく、夫婦が古いモノへの関心が高いことをくみ取り、内部に新設する建具、照明、家具に至っては、「古道具あらい」で扱うアンティークを積極的に取り入れました。
 
こうして「益子の民家」は、古い民家+古い素材+新たな素材で生まれ変わりました。
風土と結ばれた衣食住の創造をする人々
 
 
無垢杢工房[チルチンびと地域主義工務店]
宇都宮市徳次郎町で、県産材の木材、大谷石、葛生漆喰、鹿沼土、益子焼など、栃木の豊かな大地に育まれた本物の素材で、地産地消の家づくりを手掛けている。県産の良質な丸太を自社で仕入れ、製材から加工、家具・建具製作まで一貫して行う。
※「益子の民家」にて設計監理及び施工管理を行う。
ユカリノミチシルベ -縁の道標- vol.2 予告編
 
無垢杢工房×髙田 英明×古道具あらい×古川 潤
栃木県産の自然素材、大工の技、アンティーク、彫刻家の創造で生まれる住まいを公開。
 
阿久津 綾子×mikumari
循環野菜の直売所、循環野菜を使った料理を販売。
 
カシワジサケンテン×mikumari×pagoda
カシワジサケテンで扱う地酒の販売。酒粕をお題にした料理、スコーンなどを販売。
 
mikumari×pagoda×古道具あらい
mikumariとpagodaがつくった特製シロップのかき氷を販売。
 
無垢杢工房×古道具あらい×ATELIER n°18 TRAVAIL
自然素材の家を、アンティークと生活雑貨でディスプレイしてライフスタイルを提案。
ユカリノミチシルベ -縁の道標- vol.2
 
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