つむじの家 大工
2024-05-02
カテゴリ:お知らせ,チルチンびと,新築,つむじの家
~大工仕事~
大工とは、現在は建築のための木工に従事する職人を大工と呼びます。他には、車大工・船大工・家具大工・特に家を建築する大工は家大工と呼んだこともあったそう。
また、神社仏閣を建築する大工は宮大工・堂大工と呼ばれ今では数少ない貴重な職種となっています。
設計図に従って材料を計り切断し、組み立てていく大工たち。現在の建築ではこのような姿はなかなか見ることができません。
今はパネルのような面材を張り合わせていけば出来上がる家が多くあります。
無垢杢工房㈱イケダでは、材料が本物の木材のため、設計士が書いた図面をもとに自分たちで材料を計算し計り切断しなければなりません。
飛鳥時代からある大工は、江戸時代では花形の職業だったそうです。
子供のなりたい職業にもいつも上位3位に入っていたほど。
かつてはものづくり大国だった日本。今はIT化が進み、今の子供たちが大人になるころには60%以上の職業が機械化されてしまうという現状です。
でも大工は、ITにはできない細かい作業や木裏、木表、使える部分を活かして造ることができます。
未来に残していけるカッコイイ職業。大工。
千枝美
千枝美