ラス下 荒床
2023-10-06
カテゴリ:お知らせ,チルチンびと,新築,木々に囲まれたゼロエネの家
【見えないところもきちんと】
◎ラス下
聞きなれない言葉です。
ラスとは、金網という意味。
網を貼る前の下地材でラス下という名称がついています。
無垢杢工房㈱イケダは、構造材、内装材はもちろん、下地材も栃木県産材を使用しています。
室内の写真。
◎荒床(あらゆか)
と呼ばれる板です。荒れる板・・・?すごい漢字ですよね!
荒床は捨て床、捨て張りとも呼ばれていて、下地材です。
仕上げた床や畳をこの上に貼っていくため、のちに見えなくなってしまう材料。
一般的には、合板を用いるのですが、イケダは無垢材。
しかも斜め張りです。
床板と向きを変え、強度を保つために斜めに張っています。
そのため、柱や、間柱の部分は、角度を変え、その部分をカットし張る手間のかかる作業です。
今回の現場でのラス下の枚数は600~700枚。
イケダでもちょっと多めの枚数です。
見えないところも風土に合う栃木県産材を使用することで、木にも人間にも住み心地の良い空間造りを提供しています。
千枝美