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日々

かたながれ屋根の家 外壁

2024-04-08
カテゴリ:お知らせ,チルチンびと,新築,かたながれ屋根の家
左官職人
左官職人によるが壁塗装工事。

今回は、いつものかきりしんではなく、炭を用いて色を付けた外壁。
職人さんたちは、顔を黒く染めながら塗ってくださいました。

空気に触れるとどんどん乾燥し固まっていく扱いの難しい素材を、材料を混ぜ込む職人と塗る職人に分かれて作業します。
外壁には何人もの職人が配置され一斉に外壁を塗っていきます。
一面を塗るのに休むことなく一気に塗るのです。



塗るといっても壁は地面と垂直。重力に逆らって塗る技は、熟練された職人の手捌きによって施されていきます。

鏝を巧みに使い、大胆かつ繊細に塗る職人たち。

かっこよかったです。

昔の建築は、大工、左官、建具のみで建てることができたというほど重要かつ歴史も長い職種なんですよ。


※ネットより

左官とは、建物の壁や床、土壁などを、鏝(こて)を使って塗り仕上げる職種。さかん、しゃかんともいう。
その呼び名は奈良時代の律令制度化において、宮中の建築工事を司る木工寮(さかん)官位を与えたことに由来。
泥工などと呼ばれていた時代も含めるとその歴史は更に古く、日本における左官の起源は縄文時代にまで遡ると云われている。
 日本では、雨の多い気候であることから、特に日本建築では湿気の調節のために土壁と漆喰の木見合わせが畳とともに重要な役割を果たしている。



AIでは、できない職人技。無くしてはいけない職種の一つです。





千枝美



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