本文へ移動

日々

縁が繋がる住まい ~構造が語る安心の住まい作り~

2025-04-26
カテゴリ:新築,縁が繋がる住まい

【構造性能と素材選定へのこだわり】


イケダでは、見えなくなる部分こそ、住まいの品質を左右する重要な要素と考えています。
現場では、以下のような仕様と施工方針に基づき、構造性能と居住性を両立した家づくりを行っています。


■ 床下断熱材:「パーフェクトバリア」の採用

床下にはポリエステル系断熱材「パーフェクトバリア」を使用。ホルムアルデヒドを含まず、経年劣化にも強い素材で、断熱性能と安全性を高いレベルで確保しています。
施工精度を維持するため、大工が1枚1枚丁寧に収め、断熱欠損を防止しています。

■ 荒床:桧15mm無垢板による施工

一般的な構造用合板は使用せず、荒床には厚さ15mmの国産桧の無垢板を採用。
桧特有の調湿性・防虫性・耐久性を活かし、床下環境の健全化と構造体の長寿命化に貢献します。
手間のかかる工程ですが、将来のメンテナンス性や居住者の健康を優先した仕様です。

■ 外壁下地:透湿防水シートの高精度施工

透湿防水シートは、壁体内結露を防ぎながら、外部からの水の侵入を確実に防ぐため、重ね幅・ジョイント処理・貫通部処理を徹底
長期にわたって構造材を湿気から守るため、細部まで丁寧に仕上げています。

■ 屋根:ガルバリウム鋼板 立平葺き

屋根仕上げ材には、耐食性・耐候性に優れたガルバリウム鋼板を採用。
軽量で地震時の建物負担を軽減しつつ、メンテナンスコストの抑制にもつながる合理的な選択です。
立平葺きとすることで、雨水処理性・防水性も向上させています。

■ 軒下構造:無垢材による垂木・垂木掛け

軒裏に用いる垂木・垂木掛けにも無垢材を使用
屋外に露出する部位だからこそ、木材本来の調湿性・耐久性を重視し、長期にわたり美観と性能を両立できる仕様としています。
一本一本の材を選別し、大工の手で確実に納めています。




性能・素材・施工の三要素を妥協なく追求することが、
「何十年先も安心して住める家」づくりの基礎であると、私たちは考えています。
TOPへ戻る