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日々

土間

2013-10-24
カテゴリ:田中商店
田中商店
 
 
昨日は、午後から足利にて打合せ。
 
打合せ後、その足で田中商店のある藤岡へ。
 
田中商店は、来週月曜日の引渡に向けてラストスパート中。
 
 
以前もお話ししましたが田中商店の名前の由来は、田中さんのおばさんが営んでいた駄菓子屋の店名。
 
道に面した広い土間で駄菓子屋を営んでいました。
 
 
上の写真は着工前の土間。下の写真は現在の土間。
 
白茶けた天井や化粧梁は、着色を施し意匠としてそのまま残しています。
 
土間と屋外を仕切るガラス戸や雨戸はあまり手を加えず、割れたガラスの交換、劣化した戸車の取替え程度に抑え、古い町屋の表情をそのままに。
 
ヒビの入っていた土間も、モルタルを塗って綺麗に仕上げました。
 
 
そして、土間の突き当たりの壁が、着工前と比べ、一面漆喰の白い壁へ様変わり。
 
さて何のスペースでしょう?
 
 
以前、東京でカメラマンをしていた田中さん。
 
このスペースは、NIPPA米などの商品写真を撮影するためのスペース。
 
被写体を邪魔しないよう無機質な白い漆喰の壁となりました。
 
 
土間は撮影スタジオとして使う一方、食事をしたり、来客を招いたり、イベントを催したり、様々な用途で使用します。
 
既に、大きなダイニングテーブル、アンティークの照明などは古道具あらいで購入済み。引渡の日に搬入されます。
 
完成が待ち遠しい。
 
 
設計担当 髙山
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